珪素と炭素

ふと思いつきで始めたり。特定ジャンル問わずとして。

梅 塩

去年初めて漬けた梅干しf:id:hisuikohaku528:20240304210215j:image     塩30%くらい。流石に塩味だが梅の酸味も有り美味。梅は地元産で、塩は伊達の旨塩.粟国の塩.とっぺん塩.海の精など適当に混ぜて使用。以前は産直などで買っていたが、突如思いたった次第。産直などの梅干しは塩18~20%だったかな。しかし一般の食料品店の冷蔵室に置いてある梅干しは、塩10%前後らしい。基本的に保存食として昔から作られていたものなのに、これは妙な事だな。                        

 以前友人から実家から10数年前の梅干しが出てきて、食したら塩味が強いが梅の酸味もあり問題なく食べれたそうだし、ネットの記事だと何処かの家で大正時代の梅干しが出てきて食べれるらしいが、塩は今時代の梅干しに比べると大分多いらしい。やはり保存には塩が大事なのであろう。特に天然塩。しかし戦前は日本の各地に有ったであろう塩田は戦後禁止され、代わりに工業用の塩化ナトリウム99.9%の偽塩(製法イオン膜立釜)が食塩として出回る事となる。更にアジシオなどと言う添加物も未だに塩として何処の食料品店にも有る始末。元々海塩の成分であるナトリウム、マグネシウムカリウム、カルシウム、他微量ミネラル(ぬちまーすがミネラル最多)が無いと吸収や排出、調整、解毒など上手く出来ず身体的不具合が起きやすい。そして減塩が良いという嘘も未だに謳われている...。

f:id:hisuikohaku528:20240314190122j:image自然塩は食塩に比べて値段は高いが、少なくとも現代においては天日、平釜辺りの塩を推奨したい。ぬちまーす雪塩は瞬間的に海水を霧状にするす新製法で、特にマグネシウム量が多く良さげである。細かい事はまだあるが、今年の梅干しもそれらの塩を使っていきたい。